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100分de名著 柳田国男 遠野物語 第2回 神とつながる者たち 感想

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ネタバレNGの方はご注意下さい。

『100分de名著』
NHK Eテレ(教育)

毎週水曜 23:00~23:25
翌週水曜 05:30~05:55
       12:25~12:50 

柳田国男 遠野物語 
「第2回 神とつながる者たち」

2014年6月11日(水)
23:00~23:25 放送

2014年6月18日(水)
05:30~05:55 再放送
2014年6月18日(水)
12:25~12:50 再放送

(※放送時間は変更の場合有)

【出演】
伊集院光、武内陶子(司会)
柄本佑(朗読)
小山茉美(語り)

石井正己
(東京学芸大学教授)(ゲスト講師)


――岩手県・遠野出身の青年、佐々木喜善と柳田国男。柳田国男が出会い生まれた名著 『遠野物語』。

様々な場所に神が宿る遠野の暮らしに、柳田は日本人の原点を見出しました。

『山の神より其術を得たりし後は、不思議に人の心中を読むこと驚くばかりなり』

武内 陶子
「ごちゃごちゃ?」

石井 正己
「ここが民間信仰の面白いところ」

――第2回は精霊の楽園、遠野の神々と神秘的な力を発揮する人々に迫ります。

武内 陶子
「日本民俗学の父、柳田国男の著した 『遠野物語』 を私たち読んでるんですけど、これ、伊集院さん、すごく一編一編が短いですよね」

伊集院 光
「119話で 70ページぐらい。文庫で。だから相当短いですよ。ショートショートとか、そういうレベルじゃないですかね」

武内 陶子
「先生、短いものは
 どのぐらい短いんですか?」

石井 正己
「2、3行で終わってしまう」

武内 陶子
「え? 2、3行?」

石井 正己
「10行程度で大体は。ここに人生のドラマが結晶のようにあると思いますね。昭和 45年…1970年に、小説家の

三島由紀夫が亡くなる直前にこの 『遠野物語』 を大変絶賛して。『簡潔さの無類のお手本である』 という風に言っています」


★三島由紀夫 大先生が絶賛したと聞いて興味がわいて来ました! まさか、2、3行の話もあるとは…

超定番(笑) ストリートビュー Google マップでバーチャル・ツアーしてみると、国道沿いしか見れませんでした。

のどかな田園風景が広がっています。超有名座敷童の伝説もあるようです。四方を山で囲まれた中央部分は

風水でよい土地とされていたのを、本で読んだ事があります。自分も盆地、熊本に住んでいるので、京都と似ている風土かも知れません。

現代も昔も、不思議な能力を持つ人は稀にいたようです。火事を予言する男の話は面白かったですねぇ。

この世とあの世をつなぐ物語が、『遠野物語』 かも知れません。妖怪や超能力をもつ者の話は、日本には多くあります。

地域の図書館に割合ローカルの昔話はあるので、時間が取れれば、足を運びたいものです^^
東間 陽一 Yoichi Azuma



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